表紙イメージ 経済Trend ロゴ2011年5月・6月合併号

未来都市モデルプロジェクトが日本の力を引き出す
今月の表紙: Meri 作 「原っぱ」 (アートビリティ登録作品)
障害を持つ方々の個性豊かで、印象深い作品を厳選してご紹介しています。

巻頭言

疾風勁草のごとく
西田厚聰 (経団連副会長/東芝会長)

特別掲載
東日本大震災への経団連の対応

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は、わが国における観測史上最大規模を記録し、大津波を引き起こしたため、広域にわたる甚大な被害をもたらした。経団連としても、被災地支援を最優先事項と位置付け、会員企業・団体への呼びかけを行いながら、総力をあげて取り組んでいる。今後、復旧から復興に向けた長い道のりが予想されるが、これまでの取り組みを特別掲載として取りあげる。
届け、企業・企業人の思い
〜経団連と1%(ワンパーセント)クラブの被災地支援活動
佐藤正敏 (経団連社会貢献推進委員会共同委員長・1%クラブ会長/損害保険ジャパン会長)
東日本大震災後の動向と経団連の対応

特集
未来都市モデルプロジェクトが日本の力を引き出す

鼎談
未来都市モデルプロジェクトが日本の力を引き出す
経団連では、昨年12月、わが国の産業競争力強化に向けて「サンライズ・レポート」を取りまとめ、そのなかで、民主導による自律的成長の実現に向けた具体的方策として「未来都市モデルプロジェクト」を提案した。先の東日本大震災により未曾有の被害と混乱が発生するなか、被災地の復興を視野に入れつつ、あらためて「未来都市モデルプロジェクト」をテーマに議論いただいた。
直嶋正行 (民主党副代表)
米倉弘昌 (経団連会長)
中村芳夫 (司会:経団連広報委員長)

●東日本大震災への支援、復旧・復興への取り組み

●「新成長戦略」と「サンライズ・レポート」

●成長戦略としての「未来都市モデルプロジェクト」

●「総合特区制度」や「環境未来都市構想」との連携

「環境未来都市」構想のねらい
村上周三 (建築研究所理事長)
総合特区制度について
和泉洋人 (内閣官房地域活性化統合事務局長)
先進的な事例
安房ライフ・イノベーション総合特区構想について
〜医療をコアにした地域社会モデルの創成
亀田隆明 (医療法人鉄蕉会理事長)
  • 医療系大学の設置
  • 医薬品・医療機器産業の育成
  • eガバメントの原型をつくること
  • 国際医療の推進
北海道フード・コンプレックス構想の概要
近藤龍夫 (北海道経済連合会会長)
  • 北海道の潜在力とこれまでの取り組み
  • 北海道フード・コンプレックス構想
未来都市をわが国の成長につなげる
〜未来都市モデルプロジェクト最終報告
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2011/013/index.html
(経団連産業政策本部)

提言
震災後の円滑なグローバル・サプライチェーンの構築に向けて
〜わが国の通商戦略に関する提言
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2011/030/index.html
佐々木幹夫 (経団連副会長・貿易投資委員長(当時)/三菱商事取締役 相談役)
日本メキシコ経済協議会で経済関係の一層の強化について議論
〜日墨EPAの再協議の実質合意を受けて開催
小枝 至 (経団連日本メキシコ経済委員長/日産自動車相談役名誉会長)
「地域主権と道州制を推進する国民会議」がシンポジウムを名古屋で開催
(経団連産業政策本部)

● 経営者のひととき
ジャンボが当たった!?
木下光男 (豊田通商会長)
● あの時、あの言葉
“知の巨人”に導かれて
小林正受 (関西ペイント会長)
● エッセイ「時の調べ」
心根
塚本こなみ (樹木医・あしかがフラワーパーク園長)
● 翔べ!世界へ―奨学生体験記
体にしみ込んだ「伝わる喜び」
渡部祐樹 (NHK制作局ディレクター)
● NEW FACE 新会員紹介
アビームコンサルティング
木下工務店
ヒューリック

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