APEC ABAC日本支援協議会 ABAC

ABAC日本支援協議会の活動について

ABACで取り上げられるテーマは金融から物流、IT、バイオ、農業と非常に幅広いビジネス全般の分野に及んでいます。ABAC日本委員がABACの場に問題提起するにあたって、また、他国の提案に対して日本のビジネス界代表として意見を述べるにあたって、幅広く、より多くの日本企業の参加のもとでABAC委員を支援していく必要があります。

私ども「ABAC日本支援協議会」は、その役割を担うべく1999年末に組織され、日本経済団体連合会、日本商工会議所、経済同友会、関西経済連合会の4つの経済団体による全面的な支援を得ています。

ABAC日本委員と経済界との有機的なコミュニケーションを深め、日本のビジネス界の意見をAPECの場に積極的に反映させていくため、次のような活動をおこなっています。

  • 各種会合等を通じてABAC諸活動に関する協議会会員企業とABAC委員との交流・意見交換。APEC活動の紹介や報告。
  • 政府関係者との会合や、国際会議の場におけるABAC日本委員・スタッフの活動支援。

あらゆる企業の戦略にとって、通商課題、とりわけグローバルな活動を展開していく上で、パートナー国・地域の貿易・投資上の枠組み・障害が重要な要因になっています。ABACはアジア太平洋地域における貿易・投資の枠組みの有り方をビジネスの立場から議論する民間の公式な場です。米国は、民間経済界からの積極的な問題提起とそのフォローをおこなう支援体制を確立し、自らに有利な市場条件整備の場としてABACを積極的に活用し、実効をあげております。

ABAC日本支援協議会は日本の現状に即して、我が国企業が自らの利益を確保するため、ABACの扱う通商課題・投資環境の整備等について積極的な発言をして頂くお手伝いをしていく所存です。今後、さらに多くの皆様に当協議会の活動にご参加頂きたく、是非ご入会につきご検討ください。