[目次] [要約] [はじめに] [第I章] [第II章] [おわりに] [参考資料]

我が国産業の活性化と
金融・資本市場の空洞化対策

(参考資料)

金融・資本市場空洞化現象について


  1. 外資系金融機関の東京から香港・シンガポール等への活動拠点・人員シフト
  2. ──外国金融機関のアジアにおける拠点体制──

    ┌─┬────┬──────────────┬──────────────┐
    │ │金融機関│   アジアの統括体制   │  東京から他国への移動  │
    ├─┼────┼──────────────┼──────────────┤
    │ │銀行A │日本は東京、その他のアジア市│              │
    │ │    │場はシンガポールが統括。  │              │
    │ ├────┼──────────────┼──────────────┤
    │ │銀行B │日本は東京、アジアは香港が統│コスト上の理由でバックオフィ│
    │ア│    │括。上級役員は東京2人、香港│スのシンガポール移転を計画中│
    │ │    │1人。           │              │
    │メ├────┼──────────────┼──────────────┤
    │ │銀行C │東京・香港、シンガポールは同│              │
    │リ│    │格。外為業務は香港が中心。 │              │
    │ ├────┼──────────────┼──────────────┤
    │カ│証券A │地域統括本部に大きな権限はな│市場業務の責任者がシンガポー│
    │ │    │い。            │ルに移る。         │
    │ ├────┼──────────────┼──────────────┤
    │ │証券B │日本とその他のアジアを分けて│              │
    │ │    │統括。           │              │
    ├─┼────┼──────────────┼──────────────┤
    │イ│銀行D │アジアは香港本部で統括。理由│              │
    │ギ│    │は立地条件とコスト。    │              │
    │リ├────┼──────────────┼──────────────┤
    │ス│証券C │アジア統括本部はない。   │特定の業務部門を移してはいな│
    │ │    │              │いが、人員配置は香港に重点。│
    ├─┼────┼──────────────┼──────────────┤
    │ド│銀行E │アジアの2大拠点は東京とシン│94年末にシンガポールに地域担│
    │イ│    │ガポール。         │当役員を配置したが、東京市場│
    │ツ│    │              │も本国に直結。       │
    ├─┼────┼──────────────┼──────────────┤
    │ │銀行F │日本は東京、その他のアジア市│              │
    │ス│    │場はシンガポールが統括。  │              │
    │イ├────┼──────────────┼──────────────┤
    │ス│証券D │アジア統括責任者は本国に帰国│各業務部門の責任者は東京から│
    │ │    │              │香港に移動の予定。     │
    ├─┼────┼──────────────┼──────────────┤
    │フ│銀行G │地域統括のシステムはない。 │外為業務の一部を東京からシン│
    │ラ│    │              │ガポールに移転。      │
    │ン├────┼──────────────┼──────────────┤
    │ス│銀行H │地域統括システムはなく、各地│94年1月からオプション業務を│
    │ │    │点がパリに直結。      │シンガポールに集中。    │
    └─┴────┴──────────────┴──────────────┘
           〔国際金融情報センターが外国金融機関からヒアリングのうえ作成〕
    

  3. 東京外国為替市場における取引の落ち込み
  4. ──主要外国為替市場の1営業日平均総取引高──

    東京外為市場のシェアは、89年の15%から、95年には10%まで低下。
    〔単位:億ドル、カッコ内は世界26市場中のシェア(%)〕
    1989年4月中1992年4月中1995年4月中
    東  京1,108(15)1,202(11)1,613(10)
    ロンドン1,840(26)2,905(27)4,645(30)
    ニューヨーク1,152(16)1,669(16)2,444(16)
    シンガポール550(8)736(7)1,054(7)
    香  港488(7)603(6)902(6)
    〔BIS資料より〕

  5. 外国企業の東証からの撤退
  6. ──東証における上場会社数と新規上場会社数──

    (年)上場会社数新規上場会社数
    198911910
    1990125 7
    1991125 3
    1992119 0
    1993110 1
    1994 93 0
    1995 77 0

    ──1995年中に上場廃止した外国企業──

    上場廃止日会 社 名
    1月31日カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース(加)
    スタンダード・チャータード・ピーエルシー(英)
    2月28日モンサント・カンパニー(米)
    ピーピージー・インダストリーズ・インク(米)
    3月31日ヒューレット・パッカード・カンパニー(米)
    ユー・エス・ウェスト・インク(米)
    4月11日ボーデン・インク(米)
    6月13日コーディアント・ビー・エル・シー(英)
    6月30日ゼネラル・エレクトリック・カンパニー(米)
    アライドシグナル・インク(米)
    フォード・モーター・カンパニー(米)
    アメリカン・エキスプレス・カンパニー(米)
    10月31日ロックウェル・インターナショナル・コーポレーション(米)
    12月4日ナイト・リッダー・インク(米)
    12月22日ファイソンズ・ピーエルシー(英)
    12月29日パシフィック・ダンロップ・リミテッド(豪)
    〔東京証券取引所資料より〕

  7. 先物取引の海外シフト
  8. ──日経225先物市場の取引状況──

    SIMEXにおける取引のシェアが拡大。
    〔単位:億円〕
    大証 (a)SIMEX (b)b/a
    1988 542,745 87,03316.0
    891,885,604149,597 7.9
    903,948,711127,806 3.2
    915,367,299 83,372 1.6
    922,198,718293,82713.4
    931,623,672495,40530.5
    941,242,193581,23946.8
    95
    (1〜9)
    974,650452,86646.5
    〔大阪証券取引所資料より〕


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