災害被災地支援活動報告

２００７年１２月１８日
日本経団連１％クラブ

１．会員各社への協力依頼

（１）御手洗会長名の書簡にて協力依頼

中越沖地震／ 7月17日

（２）１％クラブニュース増刊号「災害被災地支援情報」のファックス配信による具体的支援に関する情報提供

能登半島地震／ 3月28日、 4月2日、 4月10日、 4月26日
熊本県豪雨／ 7月11日
中越沖地震／ 7月17日、 7月25日、 8月8日、 9月10日
バングラデシュ・サイクロン／ 11月21日

２．会員各社から寄せられた報告の集計

災害名資金的支援救援物資提供

能登半島地震
[3月25日発生] １億８８４２万円
(104社・グループ) (51社・グループ)

中越沖地震
[7月16日発生] １０億９９２７万円
(212社・グループ) １億８９６５万円
(89社・グループ)

バングラデシュ・サイクロン
[11月15日発生] １億　９６０万円
(29社・グループ)

*(　)内は回答数。中越沖地震の救援物資提供は、金額報告分のみを集計。

災害名	資金的支援	救援物資提供
能登半島地震 [3月25日発生]	１億８８４２万円 (104社・グループ)	(51社・グループ)
中越沖地震 [7月16日発生]	１０億９９２７万円 (212社・グループ)	１億８９６５万円 (89社・グループ)
バングラデシュ・サイクロン [11月15日発生]	１億　９６０万円 (29社・グループ)

３．１％クラブが企画・実施した支援活動（国内災害のみ）

（１）災害ボランティアセンターの支援

１％クラブでは、日頃から「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議」(支援Ｐ）のメンバーとして、中央共同募金会、全国社会福祉協議会、日本ＮＰＯセンター等と連携しながら、人材、資源・物資、資金の有効活用を促す仕組みづくりなど、災害ボランティア活動の環境整備を行っている。
支援Ｐは、能登半島地震、中越沖地震の際、被災地の災害ボランティアセンターを応援した。支援Ｐがコーディネートした企業からの物資提供については、添付リスト参照。
1. 能登半島被災地支援　企業からの物資提供リスト <PDF>
2. 中越沖地震被災地支援　企業からの物資提供リスト <PDF>

（２）救援物資「うるうるパック」の実施

「うるうるパック」は、被災地域の方々が必要とする物資を一旦県外で集約し、各世帯に配付できるようパック化して届ける救援物資。被災地の災害ボランティアセンターでは、被災者との信頼関係づくりや対話のきっかけとしてパックを活用している。
能登半島地震、中越沖地震の際には、各社から物資の提供を受け、企業人がボランティアとして詰め合わせ作業に参加。１％クラブでは、能登半島の時に１回(22社から70名が参加)、中越沖地震の時に２回(述べ42社から124名が参加)実施。

＜詰め合わせ作業の模様＞
＜心を込めてカードにメッセージを＞
能登半島地震、中越沖地震の際に配付した「うるうるパック」は、以下の４種類。
1. 被災世帯に配付する基本パック[石鹸、ウェットティッシュ、タオル等]：　1500個(能登)／4500個(中越沖)
  
  ＜民生委員が被害状況調査のため一人暮らし高齢者を訪問する際に配付＞
2. 文房具詰め合わせ [ノート、筆記具、飴等]：　1000個(能登)／1900個(中越沖)
  
  ＜カードのメッセージに目を通す子どもたち＞
3. 幼児向けの道具箱：　500個（中越沖）
4. 乳幼児を抱えたお母さんやお父さんを支える「親子パック」
  [ベビーパウダー、ウェットティッシュ、ハンドクリーム、バック等]：　100個(能登)／100個(中越沖)