12月18日/日本経団連評議員会

日本経団連評議員会


評議員をはじめ、会長、副会長などの役員等、約250名の参加を得て、評議員会を開催した。

当日は、森下評議員会議長が奥田会長をはじめ執行部に対し、「足元の経済情勢は、最近、ようやく明るさが見えてきたところではあるが、この動きを確実かつ力強いものとしていくためには、構造改革を通じた経済活性化を着実に進め、企業活力が発揮できるよう取り組む必要がある。日本経団連は、諸課題の解決に向け、今まで以上に重要な役割を果たしていくことが強く求められている」と一層の尽力を求めた。続いて、奥田会長は、「日本経済の再生に向け、今まさに険しい峠にさしかかりつつある。これを越えることができれば、日本は新たな発展の時代を享受できるものと確信しており、活力と魅力溢れる日本の実現に、今後とも全力で取り組んでいきたい」と決意を表明した。

来賓として出席した、坂本経済産業副大臣(中川経済産業大臣代理)谷垣財務大臣額賀自由民主党政務調査会長から、(1)経済産業行政への取り組み、(2)アジア諸国等との経済連携協定、(3)平成16年度予算、(4)税制改正、(5)年金制度改革、(6)地方分権の推進、等について、抱負が述べられた。

最後に、スティブン・ゴマソール駐日英国大使が講演し、「日英両国の繁栄は、全世界の発展に大きく寄与しており、今後も真のパートナーとして、日英関係を一層強化していきたい。日本の産業界のリーダーである日本経団連に強く期待している」と述べた。

日本経団連 評議員会
《担当:総務本部》

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