経団連第54回評議員会/12月13日
評議員をはじめ会長、副会長などの役員等、約200名の出席を得て、年末恒例の評議員会を開催した。
当日はまず、那須議長が今井会長はじめ執行部に対し「企業活力を発揮させるための環境は整いつつあり、企業は後ろ向きの対応から新しい時代に向けた前向きの準備を進めつつある。経団連はそうした企業の取組みを後押しするための環境づくりに引き続き力を発揮していかなければならない」と要望した。続いて今井会長が「経済界は自立、自助の基本精神をもとに企業家精神を発揮して、経済構造改革に全力をあげて取り組む」と決意を表明した。
来賓として出席した森総理大臣、平沼通商産業大臣、河野外務大臣、額賀経済企画庁長官は、
最後に、崔相龍駐日韓国大使が講演し、朝鮮半島の平和と統一に向けた日本の役割は大きく、日本が積極的に経済的貢献を果たすことを期待していると述べた。