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お知らせ 企業倫理徹底のお願い

2012年9月18日

各位

一般社団法人 日本経済団体連合会
会長 米倉弘昌

企業倫理徹底のお願い

経団連では、毎年10月を企業倫理月間と定め、会員各位に企業倫理の徹底をお願いしています。企業は、社会からの信頼に支えられて初めて存続できるものであり、経営者は高い倫理観をもって社会的責任を果たしていくことが強く求められます。しかしながら、昨今、会員企業の中に、経営トップが関わった不祥事が見られたことは、大変遺憾であります。

そこで、会員代表者各位におかれましては、倫理の徹底が経営者の最大の責務であることを自覚し、自らが率先垂範して、不正に手を染めないという決意と行動を社内外に示すとともに、役職員に対し、企業倫理の確立に向けた具体的な取り組みを明示し、不祥事を未然に防止する企業風土を構築していただきたいと存じます。

つきましては、より一層の企業倫理の徹底と社会的責任の推進を図るべく、企業行動憲章等を参考にしていただき、下記の通り、グループ企業も含めた事業活動全般について総点検を行っていただくとともに、体制の強化を図っていただきますよう、お願い申し上げます。

1. 事業活動全般の総点検

  1. (1) 品質管理
  2. (2) 取引・契約内容
  3. (3) 消費者・顧客対応と情報管理
  4. (4) 従業員の安全確保・衛生管理
  5. (5) 環境保全、地域社会への配慮

2.企業倫理・CSRの取り組み体制の強化

  1. (1) 経営トップによる基本姿勢の社内外への表明
  2. (2) 担当役員の任命や担当部署の充実
  3. (3) 企業倫理ヘルプラインの機能強化
  4. (4) 役員を含む階層別・職種別の教育・研修の充実
  5. (5) 企業グループ全体としての企業倫理の徹底とCSRの推進、取引先等への周知
  6. (6) 企業倫理・CSRの浸透・定着状況のチェックと評価

3.不祥事が起きた場合の適切な対応

適時、的確な情報開示、原因の究明、再発防止策の実施、およびトップ自らを含めた関係者の厳正な処分

以上

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