水際対策に関する新たな措置(変更)について

2021年12月1日

各位

一般社団法人 日本経済団体連合会
副会長・事務総長 久保田 政一

水際対策に関する新たな措置(変更)について

11月29日、新型コロナウイルス感染症に係る水際対策の新たな措置が公表されました。

具体的には、新たな変異株「オミクロン株」への対応を強化するため、緊急避難的対応として、予防的観点から当面1か月の間、以下の措置が講じられます。

会員各位におかれましては、今般の対策の趣旨に鑑み、ご理解・ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

1.外国人の入国停止

11月30日以降外国人の入国を停止。
※ 既存の査証発給済者を含む。
※ 11月30日午前0時前に外国を出発し、同時刻以降に到着した者は対象としない。

2.日本人等の入国規制強化

以下の国・地域からの帰国者等に対する指定施設待機措置を追加する。

  • 10日間待機国:アンゴラ、エスワティニ、ザンビア、ジンバブエ、ナミビア、ボツワナ、マラウイ、南アフリカ共和国、モザンビーク、レソト(計10か国)
  • 6日間待機国:イスラエル、英国、オランダ、イタリア(計4か国)
  • 3日間待機国地域:豪州、ドイツ、チェコ、デンマーク、香港、フランス、カナダ(オンタリオ州)、ベルギー、オーストリア(計9か国・地域)
  • ※ 11月29日正午現在。今後、各国の状況により追加等がありうる。
  • ※ 10日間待機国は11月30日午前0時から適用を開始する。6日間待機国及び3日間待機国・地域は12月1日午前0時から適用を開始する。
  • ※ ワクチン接種者を含め、全ての日本人等の帰国者等に14日間の待機を求める。

3.モニタリングの強化等

  1. (1) オミクロン株に係る指定国からの入国者について、入国者健康確認センターの健康フォローアップを強化する。
  2. (2) 変異株サーベイランス体制を強化する。

4.感染症危険情報の引上げ

アンゴラ、モザンビークについて、レベル2からレベル3に引き上げる。

5.入国者総数の引下げ

入国者総数について、11月26日から引き上げた1日5,000人の措置を停止し、12月1日より、1日3,500人目途に引き下げる。

■ 水際対策強化に係る新たな措置について

(2021年12月1日 内閣官房ウェブサイト)
 https://corona.go.jp/news/news_20211105_01.html

【更新】(12月7日)
■ オミクロン株に対する水際措置(2)(12月4日午前0時より実施)

デルタ株等のオミクロン株以外の変異株による3日間指定国・地域からの帰国者・再入国者等のうち、ワクチン接種証明書保持者については、検疫所の待機施設での3日間待機を求めず、14日間の自宅等待機措置に切り替える。
https://corona.go.jp/news/pdf/mizugiwataisaku4_20211203.pdf

【更新】(12月13日)
■ オミクロン株に対する水際措置(3)(12月10日午前0時より実施)

デルタ株等の「オミクロン株以外」の変異株による3日間及び6日間待機指定国・地域からの帰国者・再入国者等については、ワクチン接種証明書保持者・同非保持者とも、検疫所の待機施設での待機を求めず、14日間の自宅等待機措置とする。
https://corona.go.jp/news/pdf/mizugiwataisaku3_20211209.pdf

以上