新型コロナ対策の「基本的対処方針」の変更と検査の活用 ならびに 効果的な換気方法の周知について

2022年7月15日

各位

一般社団法人 日本経済団体連合会
副会長・事務総長 久保田 政一

新型コロナ対策の「基本的対処方針」の変更と
検査の活用 ならびに 効果的な換気方法の周知について

新型コロナウイルスは、オミクロン株のBA.5系統への置き換わりが進んでおります。政府は、7月15日に、政府の新型コロナ対策の「基本的対処方針」を改訂するとともに、現下の感染拡大への対応について、(1)新たな行動制限を行うのではなく社会経済活動をできる限り維持する、(2)病床等をしっかり稼働させることを基本に、自治体や医療機関等の支援を行い、保健医療体制の確保に万全を期す、(3)重症化リスクのある高齢者を守ることに重点を置き、効果が高いと見込まれる感染対策に、国・地方が連携して機動的・重点的に取り組む、(4)新型コロナウイルスと併存しつつ平時への移行を慎重に進めることを示しました。

併せて、ワクチン接種の加速、社会経済活動を継続するための検査の活用や、感染拡大防止に効果的な換気方法について、基本的対処方針に盛りこまれました。つきましては、これら資料をご覧いただき、ワクチン接種の呼びかけ、イベントや出張の際の検査や、3方向を塞がないパーテーションの配置などの工夫に取り組んでいただければと存じます。

経団連は、感染防止対策と経済社会活動の活性化の両立に取り組みながら、引き続き、新型コロナの出口戦略の策定・実行を求めてまいります。

以上