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会長 御手洗 冨士夫 |
日本経団連は2007年初め、10年後のあるべき日本の姿をもとに、今後5年間に取り組むべき行動計画を定めた長期ビジョン「希望の国、日本」を発表いたしました。
ビジョンは「開かれた機会、公正な競争に支えられた社会」、「世界から尊敬され親しみを持たれる国」、すべての人が「精神面を含めより豊かな生活」を送ることができる日本を描いています。
前例や縦割り的な発想にとらわれていては、こうした国を造り上げることはできません。大胆かつ創造的な視点をもって、経済や社会のあらゆる面において改革に取り組むことが求められます。
グローバル化に伴う大競争の激化や地球環境問題への意識の高まり、人口減少社会の到来など、日本が直面する大きな変化の中で課題は山積しています。技術開発、地域活性化、税制、経済連携協定、社会保障などは、その一例です。価値観の多様化を踏まえて、個々人のライフスタイルにあった働き方を可能とする基盤を整備することや、働く意欲のある方々への就労支援に取り組むことも重要であります。
私は、複雑化する現代の諸課題について、関係する多くの方々との議論を深めながら解決策を見出してゆきたいと思います。そして、広く国民の理解と共感を得ながら、前向きな行動を展開したいと考えております。
日本経団連は、この国の輝く未来のために活動いたします。皆様方の一層のご支援、ご鞭撻をお願いいたします。