2025年11月21日
一般社団法人 日本経済団体連合会
一般社団法人 日本経済団体連合会
東京電力柏崎刈羽原子力発電所6号機・7号機の再稼働に関して、今般、花角英世新潟県知事が容認すると判断されたことを大いに歓迎する。今回の判断は、知事自ら、県民や地元・立地首長の方々のご意見を丁寧にくみ取りながら、東京電力や国に対して同発電所の安全性確保を追求するなど、長期にわたって丁寧に検討を重ねられてきた結果であり、敬意を表する。今後、知事判断に対する「信を問う」プロセスとして県議会での議論が控えており、新潟県内における再稼働への理解が深まることを期待する。
柏崎刈羽原子力発電所は、わが国のエネルギー自給率の向上とカーボンニュートラルの実現に大きな役割を果たす。また、日本海側から首都圏に安定した電力を届ける電源であり、レジリエンスの観点からも極めて重要である。
経済界として、長年にわたりわが国のエネルギー安定供給等に多大な役割を果たしていただいている新潟県の皆さまに改めて感謝するとともに、今後、新潟経済界との交流・連携を進め、地域経済の振興に貢献していく。
東京電力や国におかれては、本日知事が確認するとされた安全・防災対策の速やかな実施や取組みの周知等に努め、県民理解の醸成にご尽力いただきたい。
以上