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お知らせ 「産学協議会 10のアクションプラン」の実施に関するお願い

2020年4月3日

各位

一般社団法人 日本経済団体連合会
会長  中西宏明

「産学協議会 10のアクションプラン」の実施に関するお願い

拝啓 ますますご清祥のことと存じあげます。

Society 5.0実現の鍵を握るのは人材であることから、経団連は、昨年1月、国公私立大学トップとの間で「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」を設置し、Society 5.0を支える人材に求められる能力やそうした人材育成を担う大学に求める教育のあり方、また大学を卒業した人材を受け入れる企業における採用や処遇を含む雇用のあり方等について、1年余にわたり検討してまいりました。

今般、検討の成果を報告書「Society 5.0に向けた大学教育と採用に関する考え方」としてとりまとめ、公表いたしました。その中で、「Society 5.0における大学教育」、「Society 5.0の採用とインターンシップ」、および「地域活性化人材の育成」を実現するために今後、産学が取り組む事項を「産学協議会 10のアクションプラン」として提示しております。

なお、「採用とインターンシップ」に関してアクションプランの5、6で求めている、採用選考活動にあたっては学事日程等に十分配慮すること、就業体験を伴わないプログラムをインターンシップと称して実施・情報発信しないこと、インターンシップは、長期休暇の活用など学事日程に十分配慮すること、採用選考にあたって大学等での学習成果を積極的に評価することなどは、来年度卒業・修了予定者の就職・採用活動に関して衛藤晟一 内閣府特命担当大臣(一億総活躍担当)より3月31日に経済団体に要請があり、私から近く会員の皆様に遵守をお願いする事項にも含まれている内容です。

産学協議会では、引き続き、アクションプランのうち、産学協働で取り組むものについて、実施に向けた協議を継続するとともに、アクションプランの進捗状況についてフォローアップをしていくこととしております。

会員各位におかれましては、産学協議会の報告書に是非ともお目通しいただくとともに、「産学協議会 10のアクションプラン」のうち各社で実施可能なものから、各々お取り組みいただきますようお願い申しあげます。

敬具

報告書全文につきましては、以下のURLからご覧ください。
 「Society 5.0に向けた大学教育と採用に関する考え方」
  http://www.keidanren.or.jp/policy/2020/028.html

以上

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