2019年10月15日
台風19号により、東日本の広い範囲において人的・物的両面にわたる甚大な被害が発生いたしました。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
経団連1%クラブでは、被災された方々を応援するため、下記の通り支援に関する情報をご案内いたします。皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。
1.義援金の募集
義援金は、お悔やみや応援の気持ちを込めて被災者に直接届けられる金銭です。日本赤十字社や共同募金会などを寄付窓口とし(寄せられた義援金は最終的にひとつにまとめられます)、被災状況を踏まえて自治体経由で届けられます。
(10月16日更新)日本赤十字社、中央共同募金会で義援金の受け入れを開始いたしました。
詳細は日本赤十字社、中央共同募金会のサイトをご覧ください。
- 日本赤十字社ホームページ
- http://www.jrc.or.jp/contribution/
- 中央共同募金会ホームページ
- https://www.akaihane.or.jp/saigai-news/gienkin/7572/
2.支援組織の活動と支援金の募集
多くの団体等が支援活動を予定しております。支援金は、被災者・被災地支援団体の支援活動に役立てることを目的とした金銭です。
(1) 災害ボランティア・支援サポート募金
中央共同募金会では「台風19号災害に伴うボランティア・NPO活動サポート募金(災害ボラサポ・台風19号)」の寄付受付を開始いたしました。災害ボラサポに寄せられた寄付金は、ボランティアやNPOの支援活動への助成に充てられるほか、防災基盤整備活用にも役立てられます。支援スキームの詳細は中央共同募金会のページをご覧ください。
- 中央共同募金会ボラサポ告知ページ
- https://www.akaihane.or.jp/saigai-news/7471/
(2) 災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)
14日現在、13都県310市区町村で災害救助法が適用され、今後、広域で災害ボランティアセンターの開設が見込まれます。災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)は発災直後に先遣隊を派遣し、関係組織と連携・協働し開設に向けた現地調査・情報収集を行っております。
支援Pでは支援経験者の派遣や、活動団体間や企業との連携、協働を促進するためのコーディネーションを通じた地元災害ボランティアセンターの運営支援にあたり、活動資金へのご支援・ご協力を募集しております。
口座名義: (福)中央共同募金会
フク)チユウオウキヨウドウボキンカイ
- ※ 振込手数料がかかります。
- ※ 寄付の際には、寄付申込書(支援Pホームページに掲載)に必要事項を記入のうえ、中央共同募金会にE-mail又はFAXにて送付ください。
- ※ 支援Pの活動資金に対する寄付は「特定公益増進法人向け寄付」として税制上の優遇を受けられます。
- ※ 千葉県を中心に被害をもたらした9月の台風15号の復興支援活動も長期化する中、頂いたご支援はこちらにも充てられます。
- ※ 寄付が必要以上に集まった場合には、全国で発生する今後の災害に備えて積み立てるとともに、人材育成などにも活用することとしています。
- 支援Pホームページ
- https://shienp.net/
(3) 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)では、床下対応や重機支援、避難所対応等の専門家支援に関する情報共有と調整を行っています。
併せて、内閣府や自治体、NPO等の支援団体、災害ボランティアセンターによる情報共有会議を開催し、被災者ニーズや支援活動の全体像の把握および調整に努めていきます。
JVOADでは被災地支援活動に必要な寄付を募集しております。
受入口座: 三菱UFJ銀行 新丸の内支店 普通 3516687
口座名義: トクヒ)ゼンコクサイガイボランティアシエンダンタイネットワーク
- ※ 寄付の際には、ご寄付・ご支援ページをご参照のうえ、領収書発行に必要な情報を記載し、JVOAD(donation@jvoad.jp)までメールで送付ください。
- JVOADホームページ
- http://jvoad.jp/
3.災害ボランティア情報
支援Pでは各地の災害ボランティア情報へのリンクをまとめた特設サイトを開設いたしました。リンク先は随時追加・更新されます。
- 台風19号災害ボランティア情報[特設サイト]
- https://typhoon201919.shienp.net/
4.うるうるパックへのご協力のお願い
今後の支援活動を見据え、戸別訪問活動を通じたニーズ把握や円滑なコミュニティ再構築にあたり、救援物資「うるうるパック」を活用したいという希望が寄せられています。
「うるうるパック」は、被災地域の方々が必要とする物資を一旦被災地外で集約し、各世帯に配付できるように袋詰めして届ける救援物資です。被災者とボランティアのコミュニケーションのきっかけ、被災者を応援する心を届ける手段として、知恵と工夫を凝らして手間をかけて配付されます。
ご参考:熊本地震におけるうるうるパックの活用例
http://www.keidanren.or.jp/1p-club/activity/20161110.html
皆様におかれましては、物資提供にご協力を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
- 募集品目: タオル、石鹸、台所洗剤、ラップ等の生活用品、販促用のボールペンやメモ帳等の身近な消耗品など(縦25cm×横30cmの専用袋に入るもの)
- 予定パック総数: 約10,000セット
※ 最小ロットとして100個程度からお願いできれば幸いです。
※ 物資は、必要に応じ、今後発生する災害に活用される場合もございます。 - 送付先: NPO法人レスキューストックヤード(愛知県名古屋市)
※ 複数の市町村において異なる時期の実施となるため、被災地外で一旦物資を集約して調整いたします。 - 今回ご提供頂いた物資は台風15号からの復興支援活動にも役立てる予定です。
- 搬入手続き: 搬入先、方法は申し込みを頂いた際にお伝えいたします。
「うるうるパック」の作成・配付時期は、現地団体と調整して決定いたします。
※ ご提供の物品は、特定公益増進法人(中央共同募金会)に対する寄付として、損金算入が可能です。
物資をご提供いただける場合は、寄贈申込書(Word形式)にご記入のうえ、11月8日(金)までに経団連SDGs本部までお送りくださいますようお願い申し上げます。追って詳細をご連絡いたします。
- 【本件ご連絡先】
経団連SDGs本部 萬屋、山口、長澤 -
電話: 03-6741-0154
E-mail: 1p-club@keidanren.or.jp
URL: http://www.keidanren.or.jp/1p-club/