お知らせ 経団連１％（ワンパーセント）クラブニュース増刊号 令和5年台風第2号等大雨災害支援について ―災害被災地支援情報
2023年6月19日
1. 令和5年台風第2号等大雨災害支援について
令和5年台風第2号等による大雨を受けて、全国の広い範囲で人的被害や住戸被害等が発生しております。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
経団連1％クラブでは、被災された方々を応援するため、下記の通り支援に関する情報をご案内いたします。皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。
(1) 義援金の募集
義援金は、被災自治体を通じ、被災者の方々に直接届けられるお見舞金です。
個別の被災自治体でも受付けていますが、被災県に設置された義援金配分委員会に対する配分が可能な日本赤十字社の窓口をご紹介します。
■ 日本赤十字社告知ページ
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/20230609/
受入口座： 三井住友銀行 すずらん支店 普通 2787594
三菱UFJ銀行 やまびこ支店 普通 2105592
みずほ銀行 クヌギ支店 普通 0620618
口座名義： いずれも「日本赤十字社（ニホンセキジュウジシャ）」
受付期間： 2023年6月9日（金）～9月30日（土）
※お振込みの際は、ホームページから事前登録（含 領収書発行手続き）をお願いします。
- 【担当窓口】パートナーシップ推進部
- TEL： 03-4363-2056
E-mail： fund@jrc.or.jp
(2) 支援金の募集
被災地では復旧に向けて多くの住民の方々が支援を必要としているなか、ボランティア団体やNPO等が支援活動を行っています。支援金は、これら支援活動に充当される資金です。個別団体でも支援金を募集しておりますが、経団連1％クラブでは、コロナの影響も踏まえた活動状況にあわせて幅広い団体に助成することが可能な中央共同募金会の災害ボランティア・NPO活動支援サポート募金の活動資金をご紹介します。
災害ボランティア・NPO活動支援サポート募金（ボラサポ）
中央共同募金会では、「ボラサポ・令和5年台風2号」の寄付受付を開始いたしました。寄せられた寄付金は、台風2号による災害の被災地において、被災された方々の支援活動を行うNPO・ボランティアグループなどの活動費用を中心に助成されます。助成は、審査委員会による公正な審査により決定され、万が一残額が出た場合には防災・減災力向上のための活動や災害時に備えた基盤整備にかかわる活動の支援のために活用されます。詳細は中央共同募金会のページをご覧ください。
■ 中央共同募金会ボラサポ告知ページ
https://www.akaihane.or.jp/saigai-news/vorasapo/32221/
口座名義： （福）中央共同募金会
フク）チユウオウキヨウドウボキンカイ
受付期間： 2023年6月8日（木）～11月30日（木）（予定）
- ※ 三井住友銀行本支店間での送金手数料は、ATM・窓口ともに免除となります。
- ※ ボラサポへのご寄付は、特定公益増進法人に対する寄付として所得税、法人税の優遇の対象となります。
- ※ 「ボラサポ・令和5年台風2号」への寄付を指定して、銀行振込によりご寄付される場合、また領収書を希望される場合は、告知ページより寄付申込書を入手の上、以下担当窓口にメールでご連絡ください。
- 【担当窓口】中央共同募金会 基金事業部
- TEL： 03-3581-3846
Fax： 03-3581-5755
E-mail： kikin@c.akaihane.or.jp
2. 「うるうるパック」へのご協力のお願い
1％クラブでは、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議（支援P）と連携し、被災地の一日も早い復興を支援しております。その一環として、現地災害ボランティアセンターの要請を受け、被災地域の方々が必要とする物資（日用品）をパックした支援物資「うるうるパック」をお届けしています。
(1) 「うるうるパック」配布報告
2023年5月に発生した石川県能登地方地震の被災地支援では、民生委員等の方々が被災地域の世帯を巡回して支援ニーズを聴取するにあたり、「うるうるパック」のお届けを対話のきっかけとして活用いただきました。今回の被災地は高齢世帯が多い地域であり、実際に本人と対話して状況を聴取する、きめの細やかな活動が特に重要となっております。
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支援ニーズ聴取により、福祉や住まい等、専門家の支援が必要な事柄については、専門の支援者に情報を共有し、より密な支援につなげる事例もございます。
(2) 石川県能登地方地震被災地支援におけるうるうるパックのお届け先と数量
- 珠洲市（1,100パック）
(3) 「うるうるパック」物資の募集について
「うるうるパック」は過去の災害被災地支援においても、在宅避難者への支援や仮設住宅入居者に対するコミュニティ再構築のための訪問活動などにおいて活用されてきました。今後も全国各地での支援活動が見込まれる中、現場においても、多くの利用ニーズが期待されるものです。
今後、現地のご要望にお応えするには物資が不足していますので、ぜひ物資提供にご協力を賜りたく、改めてお願い申し上げます。
なお、現在お届けを予定している分以上の物資が集まった際には、将来発生する災害に備えてストックしたいと考えております。
ご提供いただける場合には、「寄贈申込書」（Word形式）にご記入の上、ご連絡くださるようお願いいたします。
なお、ご提供いただく物品は、中央共同募金会において、損金算入が可能な寄付（今回は特定公益増進法人への寄付枠）として扱うことが可能です。
- 募集品目：タオル、石鹸、台所洗剤等の生活用品、歯磨きセット、ボールペンやメモ帳等の身近な消耗品など（縦25cm×横30cmの専用袋に入るもの）
- ※ これまで、販売促進用の備品、パッケージ変更になった製品、余剰在庫品などからの提供がございました。
- ※ 必ず未使用・未開封のものをお願いいたします。
- ※ 物資は、必要に応じて、今後発生する災害にも活用されます。
- 募集ロット：最小ロットとして100個程度からお願いできれば幸いです。
- 申込先：経団連1％クラブ（1p-club@keidanren.or.jp）
- ※ 「寄贈申込書」（Word形式）に必要事項をご記入のうえ用紙をお送りください。
- 搬入手続き：搬入先、方法は、レスキューストックヤードの担当者からご連絡して調整させていただきます。
- 物資送付先：NPO法人レスキューストックヤード（愛知県名古屋市）
- ※ 複数市町村における異なる時期の配付となるため、被災地外で一旦物資を集約して調整します。パックの作成・配付時期は、現地団体と調整して決定しています。
＜参考情報＞
- 支援Pとは、企業・社会福祉協議会・NPO・共同募金会が協働するネットワーク組織（2005年中央共同募金会に設置）。平常時に、災害支援に関わる調査研究、人材育成や啓発活動を行うとともに、災害時には多様な機関・組織、関係者などが協働・協力して被災者支援にあたっている。
- うるうるパックとは、被災地域の方々が必要とする物資を一旦県外で集約し、各世帯に配付できるようにパックしてお届けするもの。災害ボランティアセンター等で、被災者の方々とのコミュニケーションの円滑剤、被災者を応援する心を届ける手段として、知恵と工夫を凝らして配付。
- 【本件ご連絡先】
経団連SDGs本部 萬屋、上遠野、益子 -
電話： 03-6741-0154
E-mail： 1p-club@keidanren.or.jp
URL： https://www.keidanren.or.jp/1p-club/