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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2012年3月29日 No.3080 「東北観光博」本格スタート -大塚経団連副会長が第1回実行委員会、オープニング・セレモニーなどに出席

都内で開催したオープニング・セレモニーには前田国交相(前列左から5人目)、
大塚副会長(同7人目)、西田日本観光振興協会会長(同2人目)らが出席した

18日、東北観光博の第1回実行委員会とオープニング・セレモニーが都内で開催され、東北観光博が本格スタートした。経団連からは大塚陸毅副会長・観光委員長(東日本旅客鉄道会長)が実行委員として出席した。

東北観光博とは、東北地域全体を一種の博覧会会場と見立てて、官民を挙げた一体的な取り組みを実施するもの。短期的には、大きく落ち込んでいる東北地域へ の旅行需要の喚起を図るとともに、中長期的には地域が主体となった新たな観光スタイルを東北に実現・定着させることがねらい。具体的には、東北地域への送 客を強化するとともに、東北の主要な観光地域28カ所を核となる「ゾーン」として設定し、「地域観光案内人」の配置、地域独自の観光コンテンツの提供等を 行うこととしている。

実行委員会では、前田武志国土交通大臣のあいさつに続き、大塚副会長が、「国を挙げた復旧・復興に向け、経済界も東北各県と連携してさまざまな活動を展開 したが、今回素晴らしかったのは支援の輪が全国・全世界に広がったこと。4月にはWTTC(世界旅行ツーリズム協議会)のグローバルトラベル&ツーリズム も仙台・東京で開かれる。1日も早く元気な東北を世界にお見せすることが、われわれの世界に対する恩返しである」とあいさつした。また、観光関係業界を代 表してあいさつに立った西田厚聰・日本観光振興協会会長(東芝会長)からは、「東北観光博が東北観光復興の牽引車となることを期待している。1年間のイベ ントの先のさらなる発展につなげていかねばならない」との発言があった。

東北観光博の実施期間は2013年3月末まで。

※公式サイトURL=http://www.visitjapan-tohoku.org/

【産業政策本部】

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