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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2012年4月19日 No.3083 21世紀政策研究所が報告書「グローバルJAPAN」発表

会見する森田所長(左)、丹呉主査

経団連の21世紀政策研究所(米倉弘昌会長、森田富治郎所長)は16日、東京・大手町の経団連会館で会見を行い、報告書「グローバルJAPAN~2050年 シミュレーションと総合戦略」を発表した。同報告書は、2050年の世界経済・日本財政のシミュレーションを行うとともに、わが国が取り組まなければならない課題を明らかにし、広く問題提起することを目的として取りまとめられたもの。グローバルJAPAN特別委員会の委員長である森田所長をはじめ、主査を務めた丹呉泰健・前財務事務次官らが発表会見に臨んだ。

会見で森田所長は、わが国では経済の停滞、財政赤字、社会保障改革、長期的なエネルギー制約、安全保障等の課題に加え、人口減少が経済・社会に甚大な影響をもたらすと指摘。このままでは現在の先進国の地位から転落しかねないとの懸念を示した。

また、同報告書が、2050年のシミュレーションを踏まえ、幅広い課題について横串を通して提言を行っていることを強調し、局所的でない国民的議論のきっかけとなることへの期待を示した。

【21世紀政策研究所】

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