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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2013年1月31日 No.3117 米倉会長記者会見

経団連の米倉弘昌会長は28日、東京・大手町の経団連会館で記者会見を行った。

28日に閣議了解された2013年度の経済見通しについて問われた米倉会長は、安倍政権は発足後、補正予算、緊急経済対策を矢継ぎ早に策定、「15カ月予算」の考えに沿って、切れ目のない経済対策に取り組んでおり、来年度予算も財政規律にも目配りしたものとなっていると評価。「ようやく行き過ぎた円高の是正、株価の上昇など明るい要素が出てきた。経済見通しについては、何年かぶりに名目成長率が実質成長率を上回る見通しとなっており喜ばしい」と述べたうえで、直近の為替の動きは行き過ぎた円高の修正であり、デフレ脱却のための取り組みの結果であるとの認識を示した。

メコンミッションに向けた抱負について米倉会長は、メコン地域の開発は2015年のASEAN経済統合に資するものであるとして、同地域のインフラ整備計画などの取り組みを聞き、工業化に向けた協力を考えていきたいとの意向を示した。そのうえで、ミャンマーは民主化が進み、潜在的経済成長が期待されることから、世界各国から注目されており、優秀な労働力を抱えるミャンマー、カンボジア両国の官民首脳と意見交換を行い、具体的な協力の方策を探りたいと語った。

【社会広報本部】

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