1. トップ
  2. Action(活動)
  3. 週刊 経団連タイムス
  4. 2014年6月19日 No.3181
  5. 第25期「経団連フォーラム21」開講

Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2014年6月19日 No.3181 第25期「経団連フォーラム21」開講 -榊原チーフアドバイザーが参加者にエール送る

あいさつする榊原チーフアドバイザー

経団連事業サービス(榊原定征会長)は11日、東京・大手町の経団連会館で、次代を担う経営リーダーの育成を目的とした「経団連フォーラム21」の2014年度第25期開講式を行った。今期参加者28名、チーフアドバイザーを務める榊原定征経団連会長、アドバイザーの高橋忠生日産自動車元副会長、寺島実郎三井物産戦略研究所会長、山内昌之東京大学名誉教授らが出席した。

冒頭の開講あいさつで榊原チーフアドバイザーは、「日本再興に向けてのカギは『イノベーション』と『グローバルな成長を取り込むこと』であり、その成否は人材の力にかかっている。こうした人材をどのように育成し、確保していくかが極めて重要なテーマ」と指摘。

そのうえで参加者に対し、「フォーラム21は企業や業種の壁を越えて切磋琢磨し、産業界の未来を担うリーダーとなるための力を蓄えてもらう場。ぜひこの機会を活用して企業、社会、国家を引っ張るリーダーになってほしい」とエールを送った。

また、各アドバイザーからは、グローバル時代のリーダーに求められる資質として、「歴史観」に裏づけられた知性の重要性が指摘された。

第24期の修了生、尾方直美・ヤマトホールディングスIR戦略担当シニアマネージャーと小池吉繁・デンソー理事・東京支社長のメッセージが送られた後、参加者全員が自己紹介し、今後の抱負などを述べた。

◇◇◇

フォーラム21は原則毎月1回開催、政治・経済、経営、国際関係、歴史、芸術など広範な分野における第一人者の講演とメンバー間の討議のほか、海外視察を兼ねた船上研修なども実施する。

【経団連事業サービス】

「2014年6月19日 No.3181」一覧はこちら