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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2014年7月10日 No.3184 榊原会長記者会見

経団連の榊原定征会長は7日、東京・大手町の経団連会館で記者会見を行った。

会見の冒頭、榊原会長は、経団連がかねて自主行動計画低炭素社会実行計画により地球温暖化対策に取り組んできたことを紹介した。そのうえで、環境分野で世界をリードする技術を有するわが国産業界が、引き続き技術を通じて、地球規模・長期の温暖化対策に一層の貢献を果たすため、経団連として、2030年目標の設定をはじめとする「低炭素社会実行計画フェーズII」に取り組むことを決定したと表明。今後も主体的かつ積極的に温暖化対策に取り組み、世界最高水準の省エネ・CO2効率の維持・向上を目指していくと述べた。

次に9日開催の東北地方経済懇談会にあわせて実施する宮城県内の視察について、被災地における復興の様子をこの目で見るとともに、直接関係者から意見を聞くことで、今後の経済界としての復興に向けた活動や提言につなげていくと述べた。

また、福島第一原子力発電所の事故に伴う風評被害対策として、社員食堂での被災地産品の活用や企業マルシェの開催といったこれまでの活動を強化すべく会員企業へ協力を要請するとともに、経団連会合で提供する食事に被災地産品を使ったメニューを増やすなどの対応を提示。震災から3年が経過し、風化が懸念されるなか、経団連としては、震災からの復興を最優先課題と位置づけて取り組むとの考えを示した。

【社会広報本部】

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