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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2016年9月29日 No.3286 農産物の輸出・海外展開の加速化に向けて提言 -山本農水相に建議

山本農水相(右)に建議する
佐藤農業活性化委員長

経団連は20日、提言「輸出・海外展開の加速化に向けて―農業の国際競争力強化に関する提言」を公表するとともに、23日、佐藤康博農業活性化委員長が山本有二農林水産大臣を訪れ、建議した。

わが国農業を先端・成長産業とすることは、地域経済の活性化、ひいてはわが国の経済成長に極めて重要である。こうしたなか、政府における「農林水産物輸出インフラ整備プログラム」の策定といった動きをとらえ、経済界の意見を反映するために取りまとめたもの。

佐藤委員長は、提言の趣旨とともに、概要(図表参照)について説明。具体的に取り組むべき施策として、(1)企業参入の促進・経営規模の拡大、6次産業化支援等の生産基盤の強化(2)検疫・放射能規制の緩和、輸出市場の開拓等の輸出環境の整備(3)海外展開支援――等を訴えた。さらに、「経済界としても、農業界との連携を強化するなど取り組みを進める。大臣のリーダーシップに強く期待している」と述べた。

提言を受け取った山本農水相は、「日本の農業を変えたい。輸出拠点等を整備して、農林水産物の輸出額を伸ばしていく。経済界の協力をお願いしたい」と述べた。

経団連では、提言に基づき、農産物の輸出加速に向けた取り組みを関係各方面に働きかけていく。

提言の概要~具体的な方策

※ 提言の詳細は経団連ウェブサイトに掲載

【産業政策本部】

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