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グスタフ国王(右)と榊原会長

経団連は4月25日、東京・大手町の経団連会館で、公式実務訪問賓客として訪日したスウェーデンのカール16世グスタフ国王および経済界代表一行との懇談会を開催した。経団連からは、榊原定征会長、中西宏明副会長、進藤孝生副会長、吉田晴乃審議員会副議長、佐藤康博審議員会副議長、片野坂真哉審議員会副議長、越智仁ヨーロッパ地域委員長らが出席した。

冒頭、榊原会長が「今年は日本とスウェーデンの外交樹立150周年の年であり、両国の経済関係の一層の強化・発展を図るべく、11月にスウェーデンにミッションを派遣する」と表明し、「昨年12月に交渉が妥結した日EU EPAは、両国間の協力を進めるうえで重要なプラットフォームになる」とあいさつした。

グスタフ国王からは、「両国は民主主義をはじめ価値観・世界観を共有しており、両国経済にとって自由貿易の堅持が重要である。日本は技術や研究開発において実績があり、日EU EPAの成功と、今回の訪日を機に両国間のビジネスの協力が拡大することを願う」との発言があった。

続いて、ペルソン・スウェーデン企業連合会会長は「保護主義の台頭する昨今の世界情勢を踏まえ、両国が戦略を持ち、ルールに基づく国際経済秩序とWTOの多角的自由貿易体制を堅持することが必要だ」と述べた。

その後の意見交換では中西副会長が「Society 5.0の実現という目標を両国で共有したい」と発言。スヴァンベリ・ボルボ会長はこれに共感を示し、「技術・品質で主導する日本と柔軟性・ジェンダーなどに強みがあるスウェーデンが互いに学び合える」と指摘した。

越智委員長は、保護主義的な動きが高まるなか、日EU EPAが世界に向けた前向きなメッセージとなると評価し、「規制協力章のもと、業界横断的な協力を推進することでSociety 5.0の推進にもつながる」と指摘した。ヴァレンベリ・インベスター会長は、日EU EPAの重要な要素は公平な競争条件の確保と指摘しつつ、その活用方法の議論に向けて、経団連ミッションへの期待を表明した。

進藤副会長は、アジアにおける経済連携の推進と両国の協力の拡大に意欲を示し、マックフィー・スウェーデンビジネス政策研究センター会長は、同地域において両国が標榜する自由貿易が成長につながることを示すべきだと指摘した。

そのほか、女性の活躍の推進や人の交流の拡大などをめぐり、活発な意見交換が行われた。

【国際経済本部】

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