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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2018年11月29日 No.3387 石井国交相へ「Society 5.0時代の物流」を建議

石井国交相(左)と武藤委員長

経団連の武藤光一運輸委員長は11月19日、石井啓一国土交通大臣を訪問し、先月公表した提言「Society 5.0時代の物流―先端技術による変革とさらなる国際化への挑戦」10月18日号既報)を建議した。

同提言は、Society 5.0時代における物流の将来像を示し、その実現に向けた施策として、プラットフォームを通じた情報連携の拡大や、自動走行車・ロボット等による自動化の推進、RFID等を活用した貨物輸送の可視化などを挙げている。

武藤委員長は、提言の内容を説明するとともに、「本提言は、政府が策定した『総合物流施策大綱』の方針をベースに、具体的な取り組みを2030年に向けた時系列に沿ってまとめたものだ。経団連では、提言で掲げた物流の将来像を実現すべく、物流事業者、荷主をはじめとする関係企業が協力・連携して取り組んでいく。ぜひ協力をお願いしたい」と述べた。

これに対し石井国交相からは、「国土交通省では、2016年から『生産性革命プロジェクト』を推進しており、そのなかでも『物流生産性革命』などを謳っている。物流は生産性向上の余地が大きく、その実現にはさまざまな業界の協力が必要だ。今後も経済界と一体となって各種の施策を推進していきたい」との発言があった。

【産業政策本部】

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