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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2019年3月7日 No.3399 今後の復興施策の方向性をめぐり懇談 -渡辺復興相が中西会長を訪問

左から橘復興副大臣、渡辺復興相、中西会長、古賀審議員会議長、石塚副会長

経団連の中西宏明会長は2月21日、東京・大手町の経団連会館で渡辺博道復興大臣と今後の復興施策の方向性などをめぐり懇談した。懇談は、経団連から古賀信行審議員会議長・震災復興特別委員長、石塚邦雄副会長、復興庁から橘慶一郎復興副大臣、加藤久喜事務次官らも交えて行われた。

冒頭、渡辺復興相は、風評被害は依然厳しい状況と指摘し、経団連会員企業に対し、福島県産品の利用・販売、福島県への視察・観光の促進に引き続き取り組んでほしい旨を要請。そのうえで、「風評払拭に向けて、復興庁では、福島の現状を知ってもらいたい、福島県産品を食べてもらいたい、そして何よりも福島に来てもらいたいという観点から、積極的に情報発信を進めている。今後も経団連会員企業の支援によって復興を確実に成し遂げていきたい」と決意を述べた。

これに対し中西会長は、「東北地方をはじめ地域を盛り上げていかなければ、日本経済の真の力が発揮できない」と指摘。経団連としても「東北復興応援フェスタ」の開催をはじめ、風評払拭に取り組むとした。

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経団連では引き続き、政府との連携のもと、復興加速に向けた取り組みを継続していく。

【産業政策本部】

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