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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2019年5月16日 No.3407 菅官房長官へ提言「戦略的なインフラシステムの海外展開に向けて」を建議

菅官房長官(右)と飯島副会長

経団連の飯島彰己副会長・国際協力委員長は4月26日、菅義偉内閣官房長官を訪問し、今年3月に公表した提言「戦略的なインフラシステムの海外展開に向けて ―2018年度版」を建議した。

冒頭、飯島副会長から、経団連では官民一体で質の高いインフラシステムの海外展開を促進するべく、毎年、経済界の要望を取りまとめていることを説明。各国企業との競争が激化するなか、政府・関係機関による支援ツールのさらなる充実や、ホスト国の総合開発計画策定等の川上から、運営・メンテナンス等の川下に至るまでのトータルソリューションの提供などにより、国際競争力の強化を図ることを提言した。また、G20大阪サミットの議長国として、質の高いインフラ整備の推進に向けた国際的なルール整備の議論を主導することを要望した。

これに対し菅官房長官は、政府としても質の高いインフラ輸出の重要性を認識し、自らが議長を務める「経協インフラ戦略会議」等を通じて、オールジャパンで対応していることに言及。そのうえで、経団連提言の内容を精査し、政府としてインフラシステムの輸出推進に引き続き尽力していく意向が示された。

【国際協力本部】

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