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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2021年1月1日 No.3481 岸防衛相との懇談会を開催 -わが国の安全保障や防衛装備政策をめぐり意見交換

片野坂副会長

岸大臣

経団連は12月17日、東京・大手町の経団連会館で岸信夫防衛大臣との懇談会を開催した。防衛省からは、岸大臣はじめ島田和久防衛事務次官、武田博史防衛装備庁長官らが出席。経団連からは、古賀信行審議員会議長、片野坂真哉副会長らが出席し、わが国を取り巻く安全保障環境や防衛装備政策などについて意見交換を行った。概要は次のとおり。

冒頭あいさつした片野坂副会長は、「わが国を取り巻く安全保障環境は厳しさと複雑さを増している」との現状認識を示したうえで、「安全保障と経済の関係はますます密接になっている。経済界としても、これまで以上に国際政治経済情勢の変化を踏まえて活動していく必要がある」との意向を表明した。

岸大臣は「防衛産業は防衛力を支える重要な基盤であり、経済界との協力なくして、防衛力の維持・強化は不可能である」との認識を示すとともに、「優れた装備品を取得するために、直線的な進化をさらに一歩超えて飛躍させていく必要がある。民間の柔軟な発想に基づく斬新な提案を期待している」と述べた。

懇談では、わが国の安全保障全般について議論するとともに、19年以降の経団連防衛産業委員会と防衛装備庁との意見交換の成果を報告した。

【産業政策本部】

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