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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2022年11月3日 No.3565 伊佐厚生労働副大臣が久保田副会長を訪問 -オミクロン株対応ワクチンの接種加速に向けて意見交換

伊佐副大臣(右)と久保田副会長

10月14日、東京・大手町の経団連会館に、伊佐進一厚生労働副大臣兼内閣府副大臣(新型コロナウイルス感染症ワクチン接種推進担当)が来訪し、経団連の久保田政一副会長・事務総長に、新型コロナウイルスのオミクロン株対応ワクチン(オミクロン2価ワクチン)の接種加速に向けた協力要請を行うとともに、今後のワクチン接種の課題等をめぐり意見交換した。

伊佐副大臣は、「年末年始に、第8波に加えて、インフルエンザとの同時流行が想定されており、この時期にワクチンの接種を進めることが重要」とした。とりわけ、接種率が伸びていない60歳以下の人に対しては、企業による環境整備がカギとなるとし、(1)オミクロン2価ワクチンの接種の広報(2)職域接種の実施(3)ワクチンを接種する従業員への休暇付与を含む制度等の整備――について、会員企業・団体への周知、協力を要請した。

これに対し久保田副会長は、「副大臣からの要請につき全面的に協力し、広く周知する」としたうえで、オミクロン2価ワクチンについて、従来型のワクチンとBA1対応型、BA4・5対応型のワクチンの効果の違いや、接種の重要性等について、政府として積極的に説明していく必要があると訴えた。さらに、同時流行に備え、新型コロナワクチンと並行して、インフルエンザワクチンの接種の推進ならびに同時検査が可能な抗原検査キットのさらなる普及を図るとともに、同時流行時に発熱した際、どのような対応・措置が必要となるのかわかりやすく広報することが重要と指摘した。

◇◇◇

経団連は、今後も引き続き政府との連携のもと、ワクチン接種加速に向けた取り組みを継続するとともに、出口戦略、次の感染症に向けた備えの強化等について検討を進めていく。

【ソーシャル・コミュニケーション本部】

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