
十倉会長(右)と筒井次期会長候補
経団連(十倉雅和会長)は1月14日、会長・副会長会議において次期会長候補者として、筒井義信副会長(日本生命保険会長)を内定した。5月7日の理事会を経て、同月29日の定時総会の選任をもって就任する予定。内定を受けて14日、十倉会長と筒井次期会長候補が、東京・大手町の経団連会館で記者会見を行った。
十倉会長は冒頭、筒井次期会長候補について、「筒井副会長は人格・識見、経営手腕に優れ、指導力と行動力をお持ちである。また筒井副会長が会長を務める日本生命保険は、日本有数の機関投資家として幅広い産業に目配りをしており、全国の拠点を通じて地域に根差すと同時に、グローバルにも事業を展開されている。さらに、次期会長として、社会性の視座のもと、『FUTURE DESIGN 2040』(FD2040)で掲げた『成長と分配の好循環』と『公正・公平で持続可能な社会』の実現に向けて経団連活動を展開していくうえで、最もふさわしい方である」と、選任に至った経緯等を述べた。
続いて筒井次期会長候補が発言。「十倉会長をはじめ歴代会長の取り組みを受け継ぎ、成長と分配の好循環を通じた日本経済の持続的発展に全力を尽くす。社会性の視座のもと、各界と丁寧なコミュニケーションを取りながら、山積する課題の解決に取り組む」と決意を表明した。
【広報本部】