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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2012年4月12日 No.3082 2012年春季労使交渉・大手企業業種別回答状況(第1回集計) -37社平均6240円、賃上げ率1.94%

経団連は6日、2012年春季労使交渉の大手企業業種別回答状況(加重平均)の第1回集計を発表した。

調査対象(21業種大手245社)のうち、14業種91社(37.1%)で回答(了承・妥結含む)が示されており、このうち平均額がわかっている10業種37社の総平均は6240円、賃上げ率1.94%となった。多くの企業が昨年同様、「定期昇給の実施」「賃金体系の維持」と回答したことから、昨年の第1回集計結果(11年4月1日発表、6346円、1.97%)とほぼ同水準となった。

回答額の分布をみると、「5000~5500円未満」(20.7%)、「5500~6000円未満」と「6000~6500円未満」(各17.2%)の上位三つを合わせた「5000~6500円未満」で5割強(55.1%)を占めている。

賃上げ率の分布でも、「1.90~2.00%未満」(20.7%)、「1.70~1.80%未満」(17.2%)、「1.80~1.90%未満」(13.8%)の上位三つ(1.70~2.00%未満)で5割(51.7%)を超えている。

今後は、5月上旬に第2回集計、6月上旬に最終集計を取りまとめる予定。

【労働政策本部】

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