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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2013年1月10日 No.3115 新年祝賀パーティー開催 -経団連など経済3団体が共催

新年祝賀パーティーには約1700人が出席した

あいさつする安倍首相

経団連(米倉弘昌会長)、日本・東京商工会議所(岡村正会頭)、経済同友会(長谷川閑史代表幹事)の経済3団体は7日、都内のホテルで「2013年新年祝賀パーティー」を開催した。各団体の会員企業代表者や政界の要人、大使館関係者ら約1700人が出席し、賀詞を交換した。

冒頭、来賓として出席した安倍晋三総理大臣があいさつ。政権の基本方針として「成長による富の創出」を掲げ、「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」「民間の投資を引き出す成長戦略」の“3本の矢”でデフレ脱却と過度の円高の是正を図り、経済を成長させていくと表明。週内にも緊急経済対策をまとめ、1月中に13年度予算の政府原案の決定を目指すと語った。

また、成長力強化のカギは規制改革とイノベーションにあると指摘。「産業競争力会議と連携したかたちで規制改革会議と総合科学技術会議を立ち上げるので、産業界の叡智を結集してほしい」と協力を呼びかけた。さらに、「被災地の復旧・復興なくして日本の再生なし」として、スピードを上げて被災地の復興に取り組むとの決意を示した。

これに対し、主催者を代表してあいさつした経済同友会の長谷川代表幹事は、「3本の矢(政策)がバランスよく実行されてはじめて効果が最大限に発揮される」と指摘したうえで、安倍総理のリーダーシップのもと新政権が一体となって、山積する課題を着実かつタイムリーに解決していくことに期待を示すとともに、日本経済再生のためには、「経済界が成長の牽引役となるという自覚を持ち、自ら戦略を考えて実行しなければ展望は開けない」と述べた。

3団体長が共同記者会見

パーティー後、3団体長は共同記者会見に臨み、安倍政権への期待、景気の見通しなどについて、見解を述べた。
会見での米倉会長の発言概要は次のとおり。

■ 安倍政権への期待

日本企業は、6重苦とも言われるように、国際的にみて不利な事業環境にある。これを解消することで、国際的なイコールフッティングを実現してほしい。そのためには規制改革をはじめとした成長戦略を実施し、需要を生み出し、投資を呼び込んで雇用を生み出すことが必要である。海外からの需要を取り込むためEPA・FTAを推進することも重要である。そのために必要となる人材の育成について、早急に取り組んでほしい。また、東日本大震災からの本格的な復興を進めてほしい。

■ 景気の見通し

日本経済は昨年末に後退局面に入り、大変苦しい事業環境になった。しかし総選挙で自民党が大勝し、安倍内閣が誕生したことに市場が反応し、株価が上がった。欧州債務危機も改善の方向に向かいつつあり、円高が是正されはじめた。今年は、中国向けを中心に輸出が回復するだろう。エコカー補助金の終了により自動車の販売減が起きているが、次第に持ち直し、経済の実態がよくなっていくだろう。

パーティー後の記者会見で発言する米倉会長(中央)

【総務本部、社会広報本部】

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