経団連の大塚陸毅副会長・観光委員長は18日、首相官邸に菅義偉内閣官房長官を訪ね、11日に経団連が取りまとめた「高いレベルの観光立国実現に向けた提言」(6月19日号既報)を建議した。
大塚副会長は、第2次安倍政権下で設置された全閣僚により構成される観光立国推進閣僚会議が、2013年の訪日外国人旅行者数1000万人達成に大きな効果を挙げたと指摘。観光立国の実現に向け、引き続き政府全体で制度の見直しやインフラ整備を強力に進めることを求めた。
菅官房長官は、17日の閣僚会議でインドネシア等に対する大幅なビザ緩和措置が決まったことを紹介。外国人観光客の一層の受け入れに向け、CIQ(税関・出入国管理・検疫)も大胆に強化するとの考えを示した。
※提言全文は、http://www.keidanren.or.jp/policy/2014/057.html 参照
【産業政策本部】