経団連は３月２０日、東京・大手町の経団連会館で「新会員懇談会」を開催した。主に２０１７年度に経団連に入会した会員代表者らが参加し、榊原定征会長、飯島彰己副会長、石塚邦雄副会長、宮本洋一審議員会副議長、浅野邦子審議員会副議長らが入会を歓迎した。

冒頭あいさつで榊原会長は、経団連の会員数は５年連続で増加していることを紹介。会員は、グローバル企業から地域の中核企業まで、業種についても製造業、商社、金融機関、建設、小売、ＩＴ、医療・バイオ、コンテンツやサービスなど多岐に渡っており、その裾野の広さが経団連の強みになっていると述べた。

そのうえで、経団連ではデフレからの脱却と豊かな経済社会の実現に向けて、成長戦略、規制改革や税制改革などの構造改革、経済外交の推進の３つを柱に取り組んでおり、特に成長戦略では、Society 5.0の推進を政府に提言、国家プロジェクト的な位置づけであることを説明。こうした未来社会の姿は、国連が２０１５年に策定した持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）とも軌を一にしており、日本がSociety 5.0の実現を通じて、ＳＤＧｓの達成における世界のフロントランナーになれるよう積極的に取り組んでいきたいと述べた。また、新会員に対し「経団連の委員会活動に参加していただき、政策提言とその実現に向けた活動に積極的に協力してほしい」と期待を示した。

自由懇談では出席した役員らを交え、業種を越えた懇親・交流が行われた。
出席した新会員は次のとおり（５０音順）。

Ａｐｐｌｅ Ｊａｐａｎ▽アドソル日進▽ヴイエムウェア▽ウイングアーク１ｓｔ▽永輝商事▽ＡＮＡ総合研究所▽ＭＳ―Ｊａｐａｎ▽エレコム▽要興業▽協和日成▽グロブナー・リミテッド▽三東工業社▽ＪＩＧ―ＳＡＷ▽ＳＨＩＦＴ▽ＪＡＬＵＸ▽仙台ターミナルビル▽中部コーポレーション▽東京個別指導学院▽トランコム▽ニールセン・カンパニー▽日本ホテル▽ネオ・コーポレーション▽バイドゥ▽平山ホールディングス▽ライクス▽リンベル

【総務本部】