経団連の國部毅副会長(金融・資本市場委員長)は5月11日、オンラインでライブ配信された「日経SDGs/ESG会議」(日本経済新聞社・日経BP主催、経団連ほか後援)で、「ESG投資の進化、Society 5.0の実現、そしてSDGsの達成へ~課題解決イノベーションへの投資促進」と題して講演を行った。
冒頭、國部副会長は新型コロナウイルス感染症に対する経団連の取り組みや、今回の危機後の世界を展望し、目指すべき未来社会像である「Society 5.0の実現」に向け、着実かつ迅速に取り組みを進めることが重要との考えを示した。
そのうえで、(1)Society 5.0とは(2)Society 5.0実現に向けた金融面からのアプローチ(3)Society 5.0実現に向けた経団連の取り組み――の3つのテーマに沿って、今年3月公表の「経団連・東大・GPIFの共同研究報告書」を踏まえ、Society 5.0の具体像(成長機会など)や、企業の中長期的な成長につながるESG投資の進化、社会実装の加速化に向けた多様なステークホルダーとの連携などについて説明。最後に「Society 5.0の実現を着実に進めていくためには、多種多様な経験や知識を持つ一人ひとりが持てる力を存分に発揮し、その力を結集していくことが不可欠」と述べた。
当日の講演内容の詳細は、次のサイトを参照。
https://channel.nikkei.co.jp/e/esg1/
【ソーシャル・コミュニケーション本部】