経団連は6月17日、2020年夏季賞与・一時金の大手企業業種別妥結状況(加重平均)の第1回集計を発表した。
調査対象(21業種257社)のうち、18業種144社(56.0%)で妥結しており、集計可能な14業種86社の平均額は92万5947円となった。今回集計した企業(86社)の前年夏季の平均妥結額(98万5055円)と比べて減少(マイナス5万9108円、マイナス6.00%)しているものの、第1回の集計としては90万円台の高い水準の妥結額を維持している。
業種別にみると、製造業(79社)は90万960円(対前年夏季比マイナス5.14%)、非製造業(7社)は107万9915円(同マイナス9.88%)となり、いずれも前年夏季を下回っている。
個別業種の増減率は、プラスが4業種、マイナスが10業種となっている。
7月下旬に最終集計を取りまとめる予定。
【労働政策本部】