経団連は8月5日、2020年夏季賞与・一時金の大手企業業種別妥結結果(加重平均)の最終集計を発表した。
調査対象(21業種257社)のうち、集計可能な18業種153社の平均額は90万1147円だった。前年の最終集計値(19業種137社、92万1107円)と比べて減少(マイナス1万9960円、マイナス2.17%)したものの、3年連続して90万円台の支給水準を維持している。
業種別にみると、製造業(127社)は89万3015円(対前年夏季比マイナス1.78%)、非製造業(26社)は93万1919円(同マイナス2.79%)と、いずれも前年夏季を下回っている。
他方、個別業種の増減率をみると、紙・パルプ(7.57%)や印刷(5.17%)、電機(3.18%)など、5業種がプラスとなっている。
【労働政策本部】