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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2020年10月1日 No.3469 「新内閣に望む」を菅首相、梶山経産相に建議

菅首相(右から2人目)に「新内閣に望む」を
手交する古賀審議員会議長(左から2人目)

経団連(中西宏明会長)の古賀信行審議員会議長、三村明夫・日本商工会議所会頭、櫻田謙悟・経済同友会代表幹事の3名は9月29日、総理官邸で菅義偉内閣総理大臣に面会し、新内閣への要望をそれぞれ建議した。

経済界の要望に対して菅首相は、内閣として一生懸命に対応したいと発言。新内閣が、経済界と共通認識を持って、新型コロナウイルス感染症再拡大の防止と経済活動の両立に取り組む姿勢を示した。

また、菅首相は、デジタル庁設置に関して、国・地方一体となった行政のデジタル化を全力で進めたいとしたほか、外交面では一連の各国首脳との電話会談について言及し、米国との信頼関係は変わらないこと、中国が日本との関係を重視している姿勢であるとの印象を受けたことを明らかにした。

◇◇◇

梶山大臣(右から2人目)と古賀審議員会議長(左から2人目)

菅首相との面会後、梶山弘志経済産業大臣と面会し、同じく新内閣への要望をそれぞれ建議した。梶山大臣は、新型コロナウイルス感染症対策に関するこれまでの経済界の取り組みに謝意を示したうえで、経済界の要望を新内閣としてしっかり受け止めたいと明言した。

あわせて、デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速、サプライチェーン強靱化、中小企業の経営基盤強化など、新たな成長戦略への対応を政府として取り組みたいとの方針を示した。

また、新たな国際経済秩序の形成へのわが国の役割に関して、ルールベースで各国の橋渡し役を果たすべきとし、有志国との連携を図りながら、目的意識を持って進めたいと意欲的に語った。

【秘書室】

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