経団連は12月3日、北陸経済連合会(北経連、金井豊会長)、四国経済連合会(四経連、佐伯勇人会長)、北海道経済連合会(道経連、真弓明彦会長)、東北経済連合会(東経連、海輪誠会長)との共催により、「地域協創ビジネスマッチングワークショップ」をオンライン形式で開催した。
同ワークショップは、各地の経済連合会が推薦する地域の企業や大学・研究機関などが、それぞれのシーズやニーズをもとに事業協創の提案を行い、各会員企業とのマッチングを図る取り組みであり、2018年から毎年実施している。
今回は、計8社・団体の出展者が、今回のテーマである「一次産業に関連する取り組み・技術」に関するプレゼンテーションを行った。また、マッチングイベントプラットフォーム「EventHub」や「Zoom」を使用し、100名以上の参加者が地域を越えて交流した。
経団連は、11月に「地域協創アクションプログラム」を公表し(11月18日号既報)、地域経済活性化に向けた経団連の取り組み方針、ならびに地域の経済団体をはじめさまざまな連携パートナーとの実行内容をまとめている。同ワークショップも同プログラムの一環と位置付けている。今後も地域の枠を越えた事業協創を進めることにより、地域の中堅・中小企業の活性化や、地方大学発のスタートアップ創出等につなげていく。
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