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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2022年9月1日 No.3557 夏の全国知事会議に参加 -「協働推進宣言」の発表と意見交換を実施

経団連の永井浩二副会長・地域経済活性化委員長と今泉典彦観光委員会企画部会長は7月28日、全国知事会(会長=平井伸治鳥取県知事)が奈良市内で開催した全国知事会議における意見交換に参加した。

会合の冒頭、両団体はさらなる連携強化を目的とした「協働推進宣言」を発表(図表参照)。永井副会長は、「同宣言では、全国知事会と経団連が、地域における価値協創体制を確立し、社会課題の解決に共に取り組むことを掲げた。経団連の『地域協創アクションプログラム』で表明した全国知事会との協創が明文化されたことは、大変嬉しく、同時に、当事者として身の引き締まる思いである」とあいさつした。続いて、平井会長は、「具体的な活動を一緒に展開し、実を得ていくための土台として協働推進宣言が生まれた」と強調。今後の取り組みに向けた活発な意見交換を期待すると述べた。

全国知事会・日本経済団体連合会 協働推進宣言

その後、「新たな人の流れ」と「多様な働き方・暮らし方」の創出をテーマに意見を交換した。経団連からは、今泉部会長が「地域協創アクションプログラム」「企業向けワーケーション導入ガイド」を紹介。全国知事会からは、15人の知事がワーケーションの推進やサテライトオフィスの整備等について説明するとともに、経済界との連携に向けた考えを述べた。

永井副会長は、各知事の意見や提案に謝意を表明するとともに、経団連としても「夏季フォーラム2022行動宣言」に基づいて、企業の地方への投資マインド醸成などに取り組むことを強調。地域課題の解決に向けた全国知事会との継続的な連携に期待を示し、意見交換を締めくくった。

【産業政策本部】

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