Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2022年11月24日 No.3568  ラッセル・ユニセフ事務局長との懇談 -世界の子どもたちをめぐる課題解決への日本企業の協力に感謝

ラッセル事務局長(左)と中山委員長

経団連の中山讓治企業行動・SDGs委員長は11月4日、東京・大手町の経団連会館で国連児童基金(ユニセフ)のキャサリン・ラッセル事務局長と懇談した。ラッセル事務局長は、ユニセフが展開した新型コロナウイルス感染症への対策やウクライナ緊急人道支援活動に対し、経団連からの呼びかけを通じて多くの日本企業から協力があったことに謝意を示した。

中山委員長からは、以前からユニセフと経団連との間で、最先端技術を活用した支援活動、日本企業との連携可能性について対話を重ねてきたことを踏まえつつ、経団連ならびに会員企業のSDGs達成に向けた取り組みを紹介した。

これに対しラッセル事務局長は、新型コロナの世界的流行、ウクライナ紛争、気候変動等の影響から、子どもたちが置かれている厳しい状況を紹介。これらがSDGsの達成にも影響を及ぼしていると指摘した。子どもたちが健康で教育を受けられるような、包摂的な環境づくりにユニセフは今後も最善を尽くすとの意欲を示し、経団連とも対話を継続していきたいと語った。

【SDGs本部】