
久保田副会長

受賞作品の閲覧
経団連事業サービス(十倉雅和会長)の社内広報センターが実施した、2024年度「経団連推薦社内報審査」に、180作品の応募があった。厳正な審査の結果、42作品ならびに1企業グループが入賞。3月18日、東京・大手町の経団連会館で表彰式を行った。
本審査の推薦・表彰制度は、(1)優秀な社内報を選定・表彰することによって、社内広報活動の充実と発展に貢献すること(2)担当者が社内広報活動の充実に努力していることを評価・奨励し、広く周知すること(3)社内広報活動に対する経営トップの認識を深めること――を目的に1966年に創設された。59回目となる2024年度は、23年10月~24年9月に発行・配信された作品を対象とし、雑誌・新聞型社内報部門、Web社内報部門、映像社内報部門の3部門で作品を募集した。
11人の審査委員が協議のうえ、優秀賞3作品、総合賞19作品、企画賞10作品、奨励賞10作品が決定。さらに、基準を定めず、先駆的な取り組みなど、ふさわしい事例として審査委員会で認められた作品や企業・団体を表彰する審査委員特別賞が選ばれた。表彰式では受賞企業のうち35社の担当者が出席し、優秀賞、審査委員特別賞を受賞した4社を表彰した。
久保田政一経団連副会長・事務総長/経団連事業サービス理事長は、「社内報は企業のインナーブランディングの強化に寄与する。それによって企業理念やビジョンが従業員に浸透して共感が深まり、彼らの行動変容にもつながる。社内広報活動への期待、社内広報が果たすべき役割がますます大きくなるなかで、優れた社内報を制作し、入賞された皆さまに敬意を表する」と祝辞を述べた。また審査委員を代表し、広報アドバイザーの鈴木健二氏が、24年度の応募傾向について講評した。
その後の懇談では、和やかな雰囲気のなかで受賞作品の閲覧に加え、感想を述べ合ったり意見を交わしたりする姿も見られ、盛況のうちに終了した。
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入賞作品は経団連事業サービスのウェブサイトで公表。
【経団連事業サービス】