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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 連載 (地球温暖化対策)カーボンプライシングに関する諸論点

21世紀政策研究所研究主幹(東京大学教授)
有馬 純

(2017年9月28日~11月9日掲載)

  1. カーボンプライシングとは何か
    • カーボンプライシングとは何か
    • カーボンプライシングを考えるにあたっての視座
  2. カーボンバジェット論の疑問
    • 3つのEのバランス
    • カーボンバジェットに関する合意はない
    • 経済影響の精査が不可欠
  3. カーボンプライシングとグリーン成長
    • カーボンプライシングと炭素生産性
    • 炭素生産性を政策目的とすることの適否
    • いいことずくめの施策はない、トレードオフの直視を
  4. カーボンプライシング導入の妥当性
    • カーボンプライシングを形成するエネルギー課税
    • 国際比較と問題点
    • 比較対象は欧州よりAPEC地域
  5. 日本で排出量取引を導入すべきなのか
    • 排出量取引は自主行動計画よりもコスト安なのか
    • パリ協定ではキャップ導入を要求せず
  6. 大型炭素税を導入すべきか
    • 炭素税導入の効果
    • 産業界への影響
    • 炭素税は安定的な恒久財源にはなり得ず
  7. 現実的な政策パッケージを
    • 均一のカーボンプライスの成立は非現実的
    • エネルギーコストを引き上げる状況にはない
    • 現実的な政策パッケージを

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