1. トップ
  2. Action(活動)
  3. 週刊 経団連タイムス
  4. 2012年10月11日 No.3104
  5. 米倉会長記者会見

Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2012年10月11日 No.3104 米倉会長記者会見

経団連の米倉弘昌会長は9日、東京・大手町の経団連会館で会長・副会長会議後に記者会見を行った。

山中伸弥氏のノーベル賞受賞について感想を求められた米倉会長は、日本全体に夢と希望を与える明るいニュースであると述べたうえで、ノーベル賞は通常、研究成果が出てから受賞までに時間がかかるが、今回わずか数年で受賞が決まったのは、研究内容が高く評価された結果であると指摘。再生医療の道が開かれるほか、iPS細胞の技術は医薬品開発の時間短縮、化学物質の安全性確認などに活用でき、人類の発展につながるものであり、受賞を心より喜びたいと語った。

IMF・世界銀行総会の開催について米倉会長は、世界経済の先行き不安が広がっているなかで、188カ国の政策当局者が集い開かれる国際会議は、各国間の協力関係を強化する機会となるものであり、非常に意義があるとの認識を示した。また、併せて開催される主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議において、先進国経済の回復に向けた政策協調の方向性が議論されることに期待を示した。

【社会広報本部】

「2012年10月11日 No.3104」一覧はこちら