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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2014年6月5日 No.3179 榊原新会長が総会後に記者会見 -会長就任にあたって抱負語る

会見で発言する榊原会長

経団連の榊原定征会長は3日、東京・大手町の経団連会館で定時総会後の記者会見に臨んだ。

榊原会長は冒頭、アベノミクスによりデフレ脱却が見えてきた日本経済を本格的な成長軌道に乗せられるかどうかは、ここ数年間の政府、経済界の取り組みにかかっていると指摘。経団連としても、全力を挙げて「日本再興」の確固たる礎を築き、「未来への責任」を果たしていくとの決意を示した。

そのうえで、「日本再興」の大きなカギはイノベーションであると指摘。イノベーションは資源に乏しいわが国が国際競争力を強化するための生命線であり、最大の強みであるとして、イノベーションを核にダイナミズムを巻き起こし、経済成長を推進していくと語った。

一方でグローバリゼーションは21世紀の大きな潮流であり、これを積極的に利用し、日本の強みである技術力を世界に果敢に発信するとともに、海外の活力を積極的に取り込んでいくことが必要との認識を示した。

また、「日本再興」に向けて、広く国民が共感し、支持できる「経団連ビジョン」を策定するとともに、自らの改革にも取り組んでいくこと、政治との連携を一段と強め、「強い日本」「強い経済」の実現に向けて、最大限協力していくことなど経団連の取り組みを説明。加えて、地域社会との絆、他の経済団体との連携、さらには、諸外国、とりわけ中国、韓国との関係改善を最重要課題と位置づけて取り組んでいくと語った。

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会見には、副会長も同席し、新たに選任された4名の副会長がそれぞれ所感を述べた。

【社会広報本部】

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