経団連は１３日、東京・大手町の経団連会館で「新会員懇談会」を開催した。２０１５年から２０１６年度に経団連に入会した会員代表者らが参加し、榊原定征会長、飯島彰己副会長、宮本洋一審議員会副議長、山内隆司副議長、浅野邦子副議長らが入会を歓迎した。

あいさつで榊原会長は、経団連の会員数は４年連続して増加しており、現在１５４９（企業会員１３６１、団体会員１５６、特別会員３２）となっていることを紹介。また、企業会員については、上場・未上場は問わず、グローバル企業から地域の中核企業まで、業種についても製造業、商社、銀行、建設、小売、ＩＴ、医療・バイオ、コンテンツなど多岐にわたっており、このような会員の多様さが経団連の一つの強みになっていることに言及した。加えて、「経団連ビジョン」を基に、数多くの政策提言を行い、その実現に向け積極的に行動していることを紹介した。そのうえで、「デフレからの脱却と経済再生を実現し、ＧＤＰ６００兆円経済への確固たる道筋をつけるべく、新会員の皆さま方とともに山積する重要政策課題に全力で取り組んでいきたい」と述べるとともに、「経団連の政策委員会に参加し、政策提言とその実現活動に積極的に協力してほしい」と期待を示した。

自由懇談では出席した経団連役員らを交え、業種を越えた懇親・交流が行われた。

出席した新会員は次のとおり（５０音順）。

アスモ▽イーレックス▽市進ホールディングス▽岩瀬コスファ▽ウエルシアホールディングス▽エイピーピー・ジャパン▽エージーピー▽京西テクノス▽協立電機▽参天製薬▽資生堂ジャパン▽瑞光▽宣伝会議▽太平電業▽宝印刷▽ダッソー・システムズ▽中和物産▽東鉄工業▽東洋ビューティ▽日本空港ビルデング▽パルグループホールディングス▽広島トヨタ自動車▽ファーストコーポレーション▽フコク▽北陸電気工事▽松村▽三菱プレシジョン▽ミロク情報サービス▽夢真ホールディングス▽ルネサスイーストン▽綿半ホールディングス▽ワールドホールディングス

【総務本部】