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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2017年11月23日 No.3340 「2016年度社会貢献活動実績調査結果」公表 -社会貢献活動への支出額は過去最高となる

経団連と1%(ワンパーセント)クラブ(二宮雅也会長)は11月14日、「2016年度社会貢献活動実績調査結果」を公表した。同調査では、企業の社会貢献活動に関する「支出調査」のほか、最近の社会貢献活動の傾向をとらえるための「特別調査」として、(1)社会貢献活動の取り組みに関する考え方(2)東京オリンピック・パラリンピックに関する社会貢献活動(3)持続可能な開発目標(SDGs)との関係(4)東日本大震災、熊本地震からの復興支援の状況――に関する調査を実施した。調査結果の概要は次のとおり。

■ 1社平均支出額は5億9700万円と調査開始以来最高

16年度における支出額は合計2049億円、1社平均5億9700万円と、調査開始以来最高となり、4年連続で増加した。東京オリンピック・パラリンピック、SDGsへの対応をはじめ、社会貢献活動の取り組みが強化されていることが増額の要因と考えられる。 また、2年連続で回答した企業の支出額に注目すると、前年度から支出額を増やした企業が3分の2であり、企業の一般的な傾向として社会貢献支出を増やしたことがうかがえる。

■ 7割の企業がSDGsの考え方を導入

社会貢献活動にSDGsの考え方を導入している企業は、検討段階を含めると約7割であった。具体的な取り組みとしては、プログラムの整理・見直しや活動方針への反映などが先行しており、SDGsに関する新規プログラムの検討・実施は今後本格化すると考えられる。その際には、自社の特性やこれまで社会貢献活動で培ったステークホルダーとのネットワークなどを活かして、取り組みを具体化することが期待される。

【教育・CSR本部】

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