1. トップ
  2. Action(活動)
  3. 週刊 経団連タイムス
  4. 2019年6月13日 No.3411
  5. ジャファイ・アルバニア欧州・外務副大臣との懇談会を開催

Action(活動) 週刊 経団連タイムス 週刊 経団連タイムス 2019年6月13日 No.3411 ジャファイ・アルバニア欧州・外務副大臣との懇談会を開催 -ヨーロッパ地域委員会

ジャファイ欧州・外務副大臣(左)と佐藤委員長

経団連のヨーロッパ地域委員会(越智仁委員長、佐藤義雄委員長)は5月24日、東京・大手町の経団連会館でアルバニアのエティエン・ジャファイ欧州・外務副大臣との懇談会を開催した。ジャファイ副大臣の発言は次のとおり。

■ アルバニアへの投資を期待

アルバニアの経済は着実に成長しており、2018年の経済成長率は4.2%であった。成長の源泉は海外直接投資と国内消費である。

第一に、アルバニアは周辺国に比べて法人税率が6%と低く、自由経済区域の法律を定めることなどで、外国からの投資を促進している。例えば、ICT産業を支援するプロジェクトに取り組むことで、国際的な企業を誘致したい。加えて、ビザの緩和により人だけでなく企業の交流を容易にすることで、アルバニアと日本の企業によるマッチングも可能になる。日本企業のブランドがあれば、経済波及効果が期待される。

また、海外からのインフラ関連投資については、中国が「一帯一路」構想の一環として、東欧諸国との経済関係を強化する「17+1」の枠組みに基づいて地域を連結させるプロジェクトへの投資に期待している。

第二に、国内消費には観光客の増加が貢献している。昨年のアルバニアへの観光客数は620万人であり、過去4年間で倍増した。五つ星ホテルなど観光関連の投資も増えている。観光関連のインフラについては、アルバニアで第二の国際空港が建設予定であるほか、官民共同で新しい道路を建設中である。

■ EU加盟交渉の開始を求める

アルバニアはEU(欧州連合)への加盟を目指しており、年金、エネルギー、公共財政、地方政府、司法制度などの改革を進めている。5月末の欧州議会選挙の結果をみなければいけないが、いまこそEU加盟の交渉を開始すべきである。今年行われる欧州理事会による評価は前向きなものになるだろう(注)。西バルカン地域のすべての国がEU加盟を目指しているなかで、アルバニアでは国民の95%以上がEU加盟を支持しており、最も強い熱意を有している国である。

(注)5月29日、EUの欧州委員会は、アルバニアについて、EU加盟の交渉を開始するよう閣僚理事会に勧告した

【国際経済本部】

「2019年6月13日 No.3411」一覧はこちら

「週刊 経団連タイムス」一覧はこちら