経団連は11月10日、ピッチイベント「Keidanren Innovation Crossing (KIX) 」の第14回イベントを、都内で対面とオンラインのハイブリッド形式により開催した。スタートアップおよび大企業から、会場約60人、オンライン約60人が参加した。
齊藤昇スタートアップ委員会企画部会長による開会あいさつに続くスタートアップピッチでは、教育、データ・AI、金融、ヘルスケアといった幅広い分野で活躍するスタートアップ7社(①浅谷治希 ARROWS代表取締役 ②中瀬幸子 Avintonジャパン代表取締役 ③島田高行 LODU代表取締役 ④加藤大雄 エフティー会長 ⑤宮脇信介 Sasuke Financial Lab取締役 ⑥北原信之 ジャパン・カレント社長 ⑦吉田政樹 スリープウェル代表取締役)が登壇。
各社から、①先生向けのオンラインプラットフォーム「SENSEI ノート」や企業の知見を活かした完全オリジナル授業「SENSEI よのなか学」 ②エッジAIカメラや未経験からエンジニアを育成する「Avinton Academy」 ③一人ひとりの「好き」と「サステナビリティ」を探求できるゲーム教育 ④大量データ処理エンジン「SFR」やデータ活用ソフトウエア「KRAKEN」 ⑤デジタル保険代理店「コのほけん!」、保険会社・販売代理店向けのサービスから一般企業向けサービスへの拡大 ⑥大量の画像をAIで分類・構造化し、投稿の特徴等を見える化する「Pixial」や「AI-さらば外字くん」 ⑦医療機器認証された脳波計および睡眠脳波解析プログラムと開発中のうつ病診断支援プログラム――が紹介された。
ピッチ終了後のネットワーキングでは、会場内で登壇者と大企業関係者とが活発に交流した。
なお、次回のKIX会合は12月23日に開催予定である。
【産業技術本部】