日本の未来を感じる社会実装
サントリーグループの経営トップとして国内・海外を飛び回る毎日のなかで、私は、経済財政諮問会議の民間議員として、この国の未来という途方もなく大きな課題に思いをはせる時間も大切にしている。 未来への鍵は、IoTやAIを社会実装して高齢化社会の多くの課題解決を図ることであり、技術革新を徹底してより低炭素な社会を実現し、そしてプラスチックによる海洋汚染を解決に導くことだ。
サントリーグループの経営トップとして国内・海外を飛び回る毎日のなかで、私は、経済財政諮問会議の民間議員として、この国の未来という途方もなく大きな課題に思いをはせる時間も大切にしている。 未来への鍵は、IoTやAIを社会実装して高齢化社会の多くの課題解決を図ることであり、技術革新を徹底してより低炭素な社会を実現し、そしてプラスチックによる海洋汚染を解決に導くことだ。
Society 5.0を実現するためには、デジタル技術とデータの活用により社会全体のデジタル革新を進めることが必要である。しかしながら、わが国においては企業によるデータ活用、とりわけ個人データの活用が十分に進んでいないのが実情である。このような状況を踏まえ、本座談会では、個人の納得・信頼を前提としたうえで、企業が個人データを活用して社会課題の解決に資するビジネスを創出するためには、どのような法規制や仕組みが必要で、さらに企業としてどのような取り組みを進めることが必要かについて議論する。
わが国が目指すデータ利活用社会の姿
―Society 5.0の実現に向けて
平井卓也(前IT・科学技術担当大臣)
データをめぐる国際情勢(DFFT/G20)
西山圭太(経済産業省商務情報政策局長)
SMBCグループにおけるデータ利活用と情報銀行への取り組み
和田 健(三井住友フィナンシャルグループデータマネジメント部上席部長代理)
信用スコアの課題と今後
山本龍彦(慶應義塾大学法科大学院教授)
個人データ活用をどこから進めるか
庄司昌彦(武蔵大学社会学部教授)
消費者視点で考える個人データの活用
古谷由紀子(サステナビリティ消費者会議代表)
信頼性の確保された個人データの自由流通の枠組み構築に向けて
其田真理(個人情報保護委員会事務局長)
州レベルで日米関係を強化
―NGA夏季会合にミッションを派遣
早川 茂(経団連副会長、アメリカ委員長/トヨタ自動車副会長)
永野 毅(経団連アメリカ委員長/東京海上ホールディングス会長)
第22回日本ブラジル経済合同委員会をサンパウロで開催
―日メルコスールEPAの締結に向け協力を推進
飯島彰己(経団連日本ブラジル経済委員長/三井物産会長)
多様性が輝くユニバーサル社会へ (3)
―共創・連携・価値創造への経済界の取り組み
“Mobility For All” 「全ての人にモビリティを」
~トヨタ自動車の考える未来
(トヨタ自動車)
あの時、あの言葉
めあて
伊藤雅彦(フジクラ社長)
Essay「時の調べ」
アフリカというものへの先入観
―昆虫と先住民族から学ぶ
西原智昭(WCS自然環境保全研究員)