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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2014年3月6日 No.3168 ミャンマー商工会議所連盟(UMFCCI)幹部と懇談 -人材育成での協力等めぐり意見を交換

経団連は2月26日、東京・大手町の経団連会館で、ミャンマー商工会議所連盟(UMFCCI)のミオ・テット副会頭兼ミャンマー日本人材開発センター(MJC)所長、カイン・カイン・ヌエ共同事務局長はじめ幹部一行を招いて、懇談会を開催した。ミオ・テット副会頭の発言概要は次のとおり。

1.ティラワ経済特別区開発

すでに日本企業との合弁会社が設立されており、同社の株を売買できる環境を整えるべく活動している。本案件がわが国の発展に非常に重要な役割を果たしていることをあらためて強調したい。今後、企業がティラワに進出するためには、熟練労働者の育成が不可欠であり、協力を得たい。

2.人材育成

日本政府の支援を得て昨年8月にUMFCCIビル内に設置したMJCでは、経営者および労働者の人材育成に努めている。現在までに733名が研修を終えた。研修内容については、参加者から非常に高い評価を受けた。そこで、来年度からコース数を16から39へと増やすこととしている。併設の図書室の充実のため経団連の協力を得たい。

テイン・セイン大統領は熟練労働者の育成を大変重視しており、UMFCCI直轄の研修施設における職業訓練を拡充するよう直接指示があった。経団連には講師の派遣などで支援をお願いしたい。

3.投資環境整備

ティン・ナイン・テイン大統領府大臣のもとで投資環境の整備について協議しており、UMFCCIも参加している。特に輸出入手続きの緩和に取り組んでおり、すでに縫製業の輸出手続きが簡素化された。また、投資に関するワンストップサービスの発足、法制度の整備、関税手続きのシングル・ウィンドウ化により外国投資が増加している。

◇◇◇

なお、経団連側から、人材育成に関連して、日本ミャンマー経済委員会が今年度からMJCの成績優秀者に対する奨学金の供与を開始することを報告した。

【国際協力本部】

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