Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2014年10月9日 No.3195  榊原会長記者会見

経団連の榊原定征会長は6日、東京・大手町の経団連会館で記者会見を行った。

榊原会長は昨今の経済情勢について、足もとの景気は天候不順の影響もあり、少し弱い動きがみられるが、基調としては緩やかに回復していると指摘。12月には消費税率の再引き上げの判断が控えており、安倍首相が自信を持って判断できるような環境が整うことへの期待を示した。

また女性の活躍推進について、経団連でも重要課題と位置づけ、前向きに取り組んでいると説明。現在、政府で検討中の女性活躍にかかわる新法で数値目標の義務化が検討されていることについて、「女性が輝く社会」の実現に向けた安倍首相の熱意の表れと受け止めているとし、経団連としても、会員企業に「女性の役員・管理職登用に関する自主行動計画」のなかに数値目標を設定するよう促しており、政府と方向性を共有していると述べた。そのうえで数値目標の形式や項目については、企業の自由度が確保されることが望ましいとの認識を示した。

【社会広報本部】