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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2015年4月23日 No.3221 榊原会長記者会見

◇ TPP交渉について

経団連の榊原定征会長は20日、東京・大手町の経団連会館で記者会見を行った。

TPP(環太平洋経済連携協定)をめぐる日米閣僚協議が行われるなか、榊原会長は、世界の成長センターであるアジア・太平洋地域が経済発展を持続させ、潜在力を最大限に発揮することは世界経済全体の安定と発展にとって極めて重要と指摘。TPPは、域内の関税障壁を下げ、経済活動をより活発かつ円滑に展開させるための重要な枠組みであるとの認識を示した。そのうえで、TPPはグローバリゼーション、ボーダーレス経済のさらなる推進に資するものであり、早期締結が待たれるとした。

また、TPP交渉を左右するカギとして、第1にTPA(大統領貿易促進権限)を挙げ、米国上下両院に上程中の超党派によるTPA法案の速やかな成立を求めた。第2に、交渉参加国中、最大の経済規模を誇る日米両国の合意を挙げ、日米間の閣僚協議の状況を注視するとともに、その成果も踏まえ、今月予定されている日米首脳会談において、TPPの大筋合意に向けた政治的コミットメントがなされることへの期待を示した。

【広報本部】

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